「ウェディング」が付くと何でも高価で特別になってしまうことに真っ向から向き合った撮影。
私たち撮りたいのは「ウェディングフォト」ではなく「ふたりの写真」。
シンプルにふたりに向き合い、ヘアメイクやウェディングドレスなど、撮影以外のサービスはすべてオプションに。
結婚一周年やマタニティなど、「ふたり」を軸に考えることで「ウェディング」の制約から解放された。
「本日はありがとうございました。また四年後の七歳七五三でお会いしましょう」
せっかくクッポグラフィーのファンになってくれたファミリーでも、撮影のきっかけがなければ、次にまた会えるのは何年か先というのがフォトスタジオの宿命。
それならいつでも誰でも来られるように、街に開かれたフォトスタジオにしよう。
そんな思いでカフェエリアとフラワーの販売場所を作り、フォトスタジオを撮影のお客様やその街に暮らす方々がいつでも立ち寄ることができる場所にしました。
株式会社CRAZYが運営するIWAI OMOTESANDOのために、撮影手法を含めてゼロからウェディングフォトアルバムを企画・制作しました。
写真を時系列に並べて作る従来のウェディングフォトアルバムは、「結婚式当日の思い出」に終わりがちですが、
撮り下ろし写真の内容と構成を工夫することで、新郎新婦の人生を表現。ページをめくるたびにふたりが今までの人生を思い出すことができるのはもちろん、これから歩んでいく人生に向けて背中を押してもらえるようなブックです。
青い海や空ばかりがフィーチャーされる沖縄のウェディングフォトに違和感を感じたことから、本物の自然に着目して沖縄中を旅しながら新郎新婦と撮影した写真たち。
沖縄フォトウェディング 2017 - 2019 の軌跡
https://youtu.be/bFGzRbKNJ5k
「ウェディングフォト」という世間のイメージが先行しすぎて、シンプルにふたりの写真を残すということが忘れられてしまっているんじゃないか?
そんな疑問を持ったことから、ウェディングドレスを着ない、印象的なロケーションにも行かないなど、究極的にシンプルにふたりにフォーカスして行った撮影。
インスタグラムでは10万回以上の再生、多数のコメントをいただき、とても反響がありました。
また、この考えは別プロジェクトとして進んでいる「ふたりのポートレート」に通じています。
Intimate lovebirds フォトスライドショー
https://youtu.be/iQeHikjV4yk
boudoir photography
Photography is fun!
プロのウェディングフォトグラファーに向けたワークショップ。
Collaborated with great photographers all over the world.
Touch the world workshop 2019 with Govinda Rumi
https://youtu.be/tltq6DjR6VU
株式会社クッポグラフィーの経営
おしゃれな子ども写真を意識して撮影していたオープン当初、なかなか一番に選ばれるフォトスタジオになることができないと苦しんでいました。
そんな時、撮影から戻ってきたフォトグラファーが「いかに先ほど撮影した赤ちゃんがかわいかったか」「親子の掛け合いが絶妙で面白かったか」などについて熱心に語っているのを目にした時に生まれたコンセプト。
お決まりのポーズや、着せられた衣装で止まった写真を撮るのではなく、その子やその家族らしさを表現しながら、ストーリー性を感じられる写真を撮影することを大切にしています。